古民家破壊集団とは
先日、毎週金曜日にバナナマンが司会をしている「沸騰ワード10」という番組で取り上げられていた「古民家破壊集団」。古民家と聞くと、最近流行っている古民家カフェしか知りませんでした。今ではリノベカフェという言葉もあり、家を再利用・改装し、人の集まる場所として活用しているみたいですが、「古民家破壊集団」は違いました。
その正体はというと、古民家を解体する際に古材を買い取り、販売する、越後古材さんでした。古民家カフェとして利益を得ることができるのは、ほんの一部にすぎず、地域によっては、古民家を放置したままだと崩壊の危機があり、解体を依頼するそうです。
古民家にはたくさんの宝物が埋まっていて、どれも味があるものばかり。糸巻きを倒してワイン置きにしたり、釜蓋を壁に掛けお猪口を飾ったりと、知恵を使えば何でも再利用できるのだなぁ、と学びました。滅多に手に入らないアイテムがたくさんあります。
群馬を中心とした北関東で、リフォームなどのお手伝いをさせていただいていますが、草津温泉や伊香保温泉など、古い町並みを見る機会がたくさんあります。実際に古材を購入し、旅館をリノベーションしている方もいらっしゃるようで、新しいものばかりではなく、雰囲気や味のある古材が受け継がれていくことに嬉しさを感じました。
