乾燥の季節が来る前に!壁と床で“うるおい”を保つ内装術

少しずつ秋が深まり、空気が乾燥しはじめる季節が近づいてきました。特に11月〜2月の冬場は、暖房を使い始めることで室内の湿度が急激に下がり、肌の乾燥、喉の不調、静電気など、さまざまなトラブルを感じる方も多いのではないでしょうか。
でも実は、お部屋の「壁」と「床」の素材選び次第で、乾燥をやわらげることができるのをご存じですか?今回は、乾燥の季節を快適に乗り切るための“うるおい”を保つ内装アイデアをご紹介します。
調湿機能のある壁材で、空気をコントロール
空気中の湿度が高いときには湿気を吸収し、乾燥しているときには水分を放出してくれる「調湿クロス」や「調湿パネル」は、自然な湿度コントロールができる優れもの。呼吸する素材とも言われ、結露やカビ対策にも効果的です。
珪藻土風のクロスや、エコカラットなどの機能性内装材も人気。見た目にもおしゃれで、インテリアのアクセントとして取り入れる方も増えています。
天然素材の床で、肌にもやさしく快適に
床からの乾燥を防ぐには、無垢材などの天然木のフローリングがおすすめです。調湿効果があり、素足で触れたときの感触もやわらか。表面がひんやりしにくく、エアコンの温風による足元の乾燥対策にもつながります。
最近では、複合フローリングでも天然木の風合いを楽しめるタイプや、ワックス不要の高機能素材など、メンテナンスしやすい商品も登場しています。
“静電気対策”にもなる内装素材を選ぼう
乾燥によって発生しやすくなる静電気は、快適性を損なうだけでなく、ホコリを引き寄せてしまう原因にもなります。静電気防止効果のある床材や、帯電しにくいカーペット、壁紙なども出てきているので、小さなお子様やペットがいるご家庭にも安心です。
冬本番になってから対策を考えるのではなく、乾燥が深刻になる前の秋のうちに内装を見直すことで、身体にもお財布にもやさしい住環境が手に入ります。
壁や床のリフォームは、暮らしの質を高める大切なアップデート。乾燥対策としての内装リフォームも、松原美装サービスにお気軽にご相談ください。




