アクセントクロスの上手な選び方〜前編〜
こんにちは! 群馬県邑楽町にある内装工事会社・松原美装サービスです♪
やっと春ですね!
暖かくなってきて、気持ちも明るくなって、お部屋の模様替えもしたくなる季節。
だからでしょうか、アクセントクロス施工のご依頼が多いです!
アクセントクロスとは⋯
お部屋の壁の一部分に他の白い壁紙(以下クロス)とは別のクロスを貼り、お部屋のアクセントにすることです。
簡単にお部屋の雰囲気が変えられるほか、より個性的な空間を演出したり、場合によってはお部屋が広く見えたりする効果もあります。
でも、アクセントクロスって選ぶのが意外と難しいんです!
無数にある壁紙の種類。
その中から自分のイメージやお部屋の雰囲気、インテリアなどに合うものを選ばねばならず、
「実際貼ってみないと分からないよね⋯」となりがちです。
そこで、アクセントクロス選びのちょっとしたコツをまとめてみました!
今回は前編として、「色」のお話です。
<色の基本>
色の基本を知っておくと、選ぶ際にとても役立ちます。
●暖色・寒色・中間色
暖色⋯赤・オレンジ・黄色など(ぬくもりを感じる、元気な印象)→進出色(前に飛び出して主張して見える)
寒色⋯青・青紫など(涼しい印象、鎮静感)→後退色(後ろに下がって落ち着いて見える)
中間色⋯緑・紫など(暖色と寒色、どちらでもない色)
温もり・にぎやかなイメージをもたせたいなら暖色系を、涼しげ・落ち着いた雰囲気にしたいなら寒色系を選ぶのがベターです。
●明度
明度の高い色(白に近い)⋯ライトグリーン、ペールブルー、パステルカラーなど
→軽い、柔らかい、明るい、開放的、部屋が広く見える
明度の低い色(黒に近い)⋯ダークブラウン、ダークグレー、ディープブルーなど
→重い、硬い、重厚感、高級感、部屋が狭く見える
「狭い部屋を広く見せたい」「明るくかわいらしい雰囲気にしたい」なら明度の高い色、
「落ち着ける・大人っぽい雰囲気にしたい」なら暗めの色、という風に使い分けます。
●彩度
彩度の高い色(ビビットカラー)
→派手、エネルギッシュ、ぱっと目をひきつける、個性的、落ち着かないことも
彩度の低い色(くすみカラー)
→優しい、柔らかい、落ち着いた印象になる、地味な印象になることも
同じ赤でもビビッドな赤とくすんだ赤とでは、部屋の印象が大きく変わります。
ビビッドカラーはパッと目を引きますが、彩度が高すぎると目がチカチカして落ち着かない部屋になることもあります。
最近人気のくすみカラーは、落ち着いた雰囲気を演出します。
●色の持つイメージ
赤 | 興奮作用、食欲アップ、温かみ |
青 | 集中力アップ、涼しさ、安眠 |
黄 | 明るい気持ち、楽しい雰囲気 |
緑 | 安らぎ、リラックスできる空間 |
紫 | 上品なイメージ |
ピンク | かわいらしい、幸福感、穏やかさ |
茶 | 緊張を和らげる、大人っぽい |
白 | 清潔感、広々と明るい空間に |
グレー | 落ち着いた雰囲気、洗練 |
黒 | 高級感、重厚感、落ち着いた雰囲気 |
「家族でにぎやかに過ごすリビングには赤」「寝室には安眠できそうな青」など、部屋の用途に合わせて色を選ぶと、居心地が良くなります。
色の世界って奥深いです⋯!
本当に選ぶ色でお部屋の雰囲気がガラリと変わるので、どれがいいか分からなくなってしまった時はお気軽にご相談くださいね♪
次回後編では、実際にクロスを選ぶときの注意点をお伝えします!