師走を感じる
もう、今年も、数えるくらいになってきましたね。
旧暦では「師走」とも言います。師走の意味は一般的に、【12月は仏事で坊主が慌ただしく駆け回る、師匠も忙しく仕事を収める様】などが挙げられますが、坊主でなくても、皆さんも今、用事で慌ただしく駆け回ったり、任されいる仕事に追われ、師走を感じているのではないでしょうか?
12月は行事ごとも多い月で、仕事面でも私生活の面でも疲れが出たり、イライラしてつい怒りやすくなってしまってはいませんか?
誰もが当たり前に持つ感情の中に「怒り」はありますが、最も感情の中で激しく瞬発力があるのが「怒り」の感情であり、心身ともに疲弊する負の感情でもあります。
そんな切っても切り離せない「怒り」の感情をコントロールすることができる方法があるのはご存知ですか?
アンガーマネジメントといって、怒りの感情とうまく付き合っていく為の方法です。アメリカでは、随分前から周知されていて、企業やスポーツ選手、実業家から子どもたちまで幅広い人々が学んでいます。
人の「怒り」の感情のピークは6秒程だと言われていて、その6秒の間に人は、怒りに任せて言い返したり、暴力的な行動に出てしまうんだそうです。だから、この魔の6秒をうまくやり過ごすことが、大切なんです。
短気は損気と昔から言いますが、本当にその通りで、感情に任せて嫌な態度をとったり、相手が傷ついてしまうような事をしてしまった時に、それまで築いてきた人間関係を一瞬にして壊してしまう可能性があります…。
しかし、このやっかいな「怒り」の感情も私たちには必要不可欠な感情であり、その「怒り」がプラスに働くこともあるんですよね。だから、全く「怒り」の感情をしまい込むのではなく、まずは、自分がどんなことに対して「怒り」を感じやすいのかを、自分自身が知ることから始めてみませんか?
今年も残りわずかです。穏やかな気持ちで1年を締めくくりたいですね(^^)